原作は2016年に刊行された浅田次郎の小説で、オールスタッフ(イッツフォーリーズ)公演では、「天切り松」「月のしずく」に続き、3作品目の舞台化となります。脚本を温泉ドラゴンのシライケイタに、演出をウォーキング・スタッフの和田憲明に依頼。また音楽を小澤時史が担当し、浅田次郎の切ない物語を音楽で包み込みます。激しい瞋り(いかり)を内に秘めた獅子と人間の、哀切と尊厳が胸に迫る作品です。


公演日時

2020年10月21日(水)〜11月1日(日)

14:30 19:00
10月 21日・水 風 プレ
22日・木 雷 プレ
23日・金
24日・土
25日・日
26日・月
27日・火
28日・水
29日・木
30日・金
31日・土
11月 1日・日

風=Wキャスト 風神
雷=Wキャスト 雷神
プレ=プレビュー公演

会場

上野ストアハウス
〒110-0014 東京都台東区北上野1-6−11 NORDビル

入場料(全席指定・税込・完全予約制)

前売  5,500円
U25  3,000円 (25歳以下・カンフェティのみ取扱)
プレビュー公演  4,500円(10月21日・22日)
HC割引  3,000円(障がい者手帳をお持ちの方と介助者1名まで割引)
※HC割引はオールスタッフ電話受付のみ
※公演当日にU25は年齢を証明する物を、HC割は障がい者手帳を要持参
※未就学児のご入場はご遠慮ください
※最前列のお席はフェイスシールド席

前売開始 2020年9月10日(木)


チケット取り扱い

オールスタッフ 03-5823-1055(平日11:00〜18:00)
ぴあ 0570-02-9999 (Pコード502-967)
イープラス(パソコン&携帯)
カンフェティチケットセンター 0120-240-540 (平日10:00〜18:00)

スタッフ

原作=浅田次郎「獅子吼」(「獅子吼」文春文庫所収)
脚本・作詞=シライケイタ(温泉ドラゴン)
演出=和田憲明(ウォーキング・スタッフ)
音楽=小澤時史

美術=塚本祐介
衣裳=小泉美都
振付=前田清実
照明=本間千鶴(ライトシップ)
音響=横張史靖(キャンビット)
歌唱指導=山口正義/藤森裕美(イッツフォーリーズ) 
方言指導=多田純也(ただじゅん企画)
人形製作=吉川 潔(パネンカ工房)
演出助手=米谷美穂(イッツフォーリーズ)/山﨑総司
舞台監督=澤 麗奈(オブリガート)

スタッフ

宣伝写真=岩田えり
宣伝ヘアメイク=吉池アサノ
宣伝イラスト=Toshi
題字=璃奏
制作=鈴木彩子(イッツフォーリーズ)
プロデューサー=𡈽屋友紀子
協力=株式会社アシスト、有限会社石井光三オフィス、上野ストアハウス、有限会社オフィスクロキ、劇団東演、株式会社SUNBEAM、有限会社ジャンクション、有限会社芹川事務所、東宝芸能株式会社、ドラスティックダンス"O"、文学座、株式会社文藝春秋、ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ
主催・企画・制作=株式会社オールスタッフ

出演

Wキャスト 風神


Wキャスト 雷神


コロス・女学生(シングルキャスト)

ものがたり

Synopsis

戦争の足音が日増しに強くなる頃、東北地方のとある港町。そこにはかつて町の子どもたちを笑顔にしていた小さな動物園があった。「決して瞋(いか)るな。瞋れば命を失う」 という父の訓えを守り、動物園で運命を受け入れて、静かに暮らす老獅子。かつての百獣の王は、檻の中で妻をめとり、子をもうけ、決して人間に瞋りを見せることなく安らかに生きていた。
やがて、人々が動物に癒やされていた時代は過ぎ、近づく戦火に家族や自分の命さえ危うくなって来ていた。動物園も例外ではなかった。戦況は悪化の一途をたどり、市井の人々の食料は底をつき、動物たちに分け与える餌の余裕などある訳もなかった。そんな中、少ない食料を工面しながら動物の面倒をみていた飼育員の草野も召集されてしまう。子を奪われ、妻も亡くし、死を待つばかりの獅子の前に現れたのは、兵隊となり銃を抱えた草野だった……。
戦争下の過酷な状況に苦しむ人間を前に、獅子が父の訓えを破るとき……。「天切り松 人情闇がたり」「月のしずく」に続き、浅田次郎作品を音楽劇として上演。獅子と人間の、哀切と尊厳が胸に迫る作品です。


獅子吼

スタッフプロフィール・用語解説

ライオンイラスト

シライケイタ(脚本・作詞)

蜷川幸雄演出「ロミオとジュリエット」のパリス役で俳優デビュー。数多くの舞台、テレビドラマ、CMに出演。2010年、温泉ドラゴン旗揚げ公演にシライケイタとして処女作となる「escape」を提供。第二回公演「birth」より全作品の脚本・演出を手掛ける。2013年、文化庁・一般社団法人日本演出者協会主催による「若手演出家コンクール2013」にて、優秀賞と観客賞を受賞。2017年、第25回読売演劇大賞において杉村春子賞を受賞。

ライオンイラスト

和田憲明(演出)

1984年平良政幸と共に劇団ウォーキング・スタッフを結成、1998年の第26回公演「REDRUM」までの全作品を作・演出。1999年にプロデュース公演の形態に移行。主な受賞作品に、「SOLID」(1999 第7回読売演劇大賞 優秀作品賞)、「304」(2014第22回読売演劇大賞 優秀演出家賞)、「三億円事件」(2016第24回読売演劇大賞 優秀作品賞)、「怪人21面相」(2017第25回読売演劇大賞 優秀作品賞 優秀演出家賞)、「三億円事件」再演(2019令和元年度(第74回)文化庁芸術祭賞演劇部門優秀賞)。

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小澤時史(音楽)

1989年生まれ。東京音楽大学作曲科卒。大学時代よりミュージカルの作曲を行い自身の作曲したミュージカル「Count Down My Life」がニューヨーク国際フリンジフェスティバルの海外招聘作品に選ばれ、ニューヨークオフ・ブロードウェイでの公演を果たしEnsemble賞を受賞。主な作曲作品に「Second of Life」「Play a Life」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」。音楽監督として参加した作品に「マタ・ハリ」「キューティーブロンド」「Violet」「The Last 5 Years」「Working」、音楽監督助手作品として「お気に召すまま」等がある。

ライオンイラスト

瞋る(いか・る)

いかる。いからす。目をわくいっぱいに開く。かっと目をむく。怒って目をかっと見はる。相手をにらみつける。

獅子吼(ししく)

百獣の王、ライオンの声に動物たちがみな恐れをなし、ひれ伏することになぞらえて、堂々と説法する釈迦の様子や、その教えを聞いて邪悪な心を持った人が恐れている様子。「師子吼」とも書く。獅子のように吼えることではなく、相手が誰であろうとひるむことなく、正しいことを言う勇気ある姿勢をいう。

ライオンイラスト

戦時猛獣処分(せんじもうじゅうしょぶん)

太平洋戦争末期、空襲による猛獣の逃亡事故に備え、動物園が事前に行った動物の殺処分。猛獣類処分命令は、1943年(昭和18)8月16日、時の東京都長官、大達茂雄によって発せられた。戦局の緊迫化、とくに東京空襲への事前対応として、東京都上野動物園に飼育中の猛獣類、ライオン、虎、豹、熊、野牛、毒蛇、にしき蛇、象など14種27頭が処分された。処分法は毒殺が採用されたが、毒入りの餌を食べない3頭の象は餓死という悲惨な法がとられた。戦時猛獣処分は、ほぼ同時期に全国の主要な動物園でも実施された。(出典=中川志郎「日本歴史大事典2」小学館)

オールスタッフプロデュース

音楽劇「獅子吼」

2020年10月21日(水)〜11月1日(日) 上野ストアハウス

オールスタッフプロデュースについて

作曲家のいずみたくが、1962年に設立した舞台の制作会社、芸能プロダクション、音楽出版社である株式会社オールスタッフによるプロデュース公演。所属するミュージカルカンパニー イッツフォーリーズの公演(イッツフォーリーズ公演)とは一線を画した舞台創りを行っている。

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株式会社オールスタッフ