青空の休暇

日程

2017年12月26日(火)19時開演
2017年12月27日(水)14時開演

シアター1010

東京都足立区千住3-92千住ミルディスⅠ番館 11F
北千住駅すぐ

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入場料(全席指定・税込)

◆前売 7,000円
◆当日 7,500円
◆U25(25才以下、要年齢証明) 5,000円
◆S70(70才以上、要年齢証明) 6,000円
◆シアター1010友の会 6,300円※THEATRE1010チケットセンターのみ受付
※U25、S70チケットはオールスタッフ・電話受付、前売のみ。ご入場の際に年齢を証明する物が必要となります。(座席限定)

※未就学児のご入場はご遠慮ください
前売開始…2017年10月5日(木)

チケットお申込み

オールスタッフ

03-5823-1055

(平日11:00〜19:00)

ぴあ

0570-02-9999

(Pコード 481-719)

イープラス(PC&携帯)

カンフェティチケットセンター

0210-240-540

(平日10:00〜18:00)

THEATRE1010チケットセンター

03-5244-1011

(平日10:00~18:00)
窓口販売・予約引取 10月7日(土)より

はじめに

不時着した九七式艦上攻撃機は再び大空を舞うことが出来るのか
戦争で失った青春を取り戻すため男たちの人生最後の挑戦が始まる…

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--> 辻仁成の可笑しくも切ない愛と青春の物語を中島淳彦脚本、鵜山仁演出で2011年夏にイッツフォーリーズがミュージカル化。
ミュージカル界を中心に幅広い活躍を続ける、駒田一、宮川浩を客演に迎え、イッツフォーリーズの重鎮・井上一馬と共に75歳役に挑戦します。
“燃えてる夢を命を 残らず使ってみようよ 二度と戻らない 今日のために”
いずみたく作曲による「帰らざる日のために」を挿入歌に、戦争で青春を失った男たちが、老いてもなお懸命にそして前向きに生きようとする姿を描くミュージカルです。

ものがたり

物語は1991年夏。50年前の真珠湾攻撃に参戦した3人の若者たちも、今や75歳。自分たちが攻撃したパールハーバーを見ようと再びハワイへ旅立った。それぞれが胸に深い傷を抱えながらも、慣れない海外旅行に右往左往の3人組。そして碧い空のハワイで、不時着した九七式三号艦上攻撃機が、ある牧場主によって隠されていたことを知るのだが…。

スタッフ

原作…辻 仁成(幻冬舎刊)

脚本…中島淳彦

演出…鵜山 仁



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作詞…佐藤万里
音楽…吉田さとる
美術…中嶋正留
振付…川西清彦・江夏 淳
衣裳…前岡直子
床山…石渡英男
照明…森下 泰(ライトシップ)
音響…返町吉保(キャンビット)
演出助手・振付助手…明羽美姫
稽古ピアノ…太田裕子・飯田緑子
歌唱指導…山口正義
舞台監督…岩戸堅一(アートシーン)・泉 智幸(アートシーン)
大道具・小道具…東宝舞台
衣裳制作…東京衣裳
宣材写真撮影…江川誠志
制作…松本崚汰
プロデューサー…圡屋友紀子
協力…株式会社幻冬舎
JTコミュニケーションズ
ビクターミュージックアーツ株式会社
有限会社フレンドシッププロモーション
劇団スーパー・エキセントリック・シアター
劇団青年座
主催・企画・制作…株式会社オールスタッフ
ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ

CAST

駒田 一

宮川 浩

井上一馬

勝部祐子

田上ひろし

(劇団SET)

グレッグ・デール

 

米谷美穂

藤森裕美

森 隆二

嶋田翔平

(劇団青年座)

吉田 雄

吉村健洋

新井あゆ美

宮田佳奈

刀根友香

演奏

吉田さとる(Key.)

太田裕子(Pf.)

えがわとぶを(B.)

佐藤哲也(B.)

赤迫翔太(Drs.)

登場人物

 僕が生まれたのは1953年ですから、終戦からわずか8年。中校時代は60年安保、高校時代は70年安保闘争の真っ只中。第二次世界大戦についていろいろ想像する考える機会は多かった。
 一方で、東京オリンピックも大阪万博も歴史上の出来事としてしか知らない俳優諸君と仕事をするようになって、もうずいぶん年月が経ちます。そんなことからも、自分自身の仕事、また生き方そのものが、大きな歴史のサイクルに組み込まれていることを実感しています。
 そうした中で東日本大震災のような大災害に出会うと、その歴史のスパンがさらに10倍、100倍に感じられる。つまり、80年の寿命がとりあえずの実感だったのが、800年、8000年という自然のサイクルを身近に感じざるを得なくなります。人災、天災を問わず、私たちの暮らしは常に大きなうねりにさらされ、その振幅の中には人間の素晴らしさも危なっかしさも、すべてが含まれている。
 この作品の原作者である辻仁成さんも脚本の中島淳彦さんも、自分の問題として戦争を語っていて、その語り口は僕の実感と重なります。なぜ今、かつて第二次大戦に参加していた人々の話を舞台に乗せるのか。誤解を恐れずに言えば、やはり先の大戦は、人間の物語を語り継ぐための得難い遺産だと思うのです。
  『青空の休暇』は和製ミュージカル。オペラの演出、翻訳ミュージカルの演出は、それぞれ何度か経験がありますが、和製ミュージカルはほとんど経験がなく、独特の難しさを感じます。せりふも熊本なまりが入っていたり、音楽もハワイアンで始まったり、日本とハワイという微妙な距離感もあったり……。なかなか手ごわい作品ですよ。
 でも心強いのは、そういうところを雑多な音をちゃんと表現できる出演者が揃っているということ。この何年か、僕は舞台における俳優の「声」=「音」の変化を、自分が演出する上での中心課題だと考えてきました。声というのはなかなかくせ者で、例えば俳優がこれまで何をやってきたか、そのキャリアのすべてが声に出るわけですからね。今回は音楽を多く含みますから、格段に聞こえてくる声の幅が広がるわけで、その点では期待も大きい。
 また、3人組が主演というのもいいですね。僕にとって「3」はマジックナンバー。裏切ったり押しのけたり愛し合ったり、3つの力が拮抗すると、物語は回転を始めるんです。駒田一、宮川浩、井上一馬の三氏の実年齢は、役よりかなり若いですが、若年と老年の中間にいる彼らは、その中途半端な立ち位置故に、作中の3人組のさまざまな側面を表現できるんじゃないか…「3」のマジックを駆使してそのあたりを形にすべく、日々の稽古を楽しんでいます。

演出 鵜山 仁(初演プログラムより)