beyond2020プログラムは、多様性や国際性に配慮した文化活動・事業を政府が認証し、日本文化の魅力を国内外に発信する取組です。
イッツフォーリーズはこの取組を応援しています
沖縄物産のお店「銀座わしたショップ」にて、ミュージカル「てだのふあ」出演者によるミニライブを行います
日時…6月22日(土)12:30開演/14:00開演(各回約30分)
会場…銀座わしたショップ本店地下1階ステージ
出演…イッツフォーリーズ 加藤木風舞・成観礼/東京ヴォードヴィルショー 喜多村千尋/劇団青年座 嶋田翔平/平垣心優・星茜音
開場は開演の30分前
一部 Wキャスト
●はアフターイベントあり
7月13日は有料託児サービスあり、要事前予約
ミュージカル「てだのふあ」アフターイベント
7月12日(金)終演後〜17時頃終了予定
アフタートーク出演者
あめくみちこ、石井愃一、まいど豊、京極 圭、喜多村千尋/大塚庸介(司会)
7月14日(日) 終演後〜17時終了予定
アフタートーク出演者
佐伯 亮、嶋田翔平、大塚庸介、平垣心優
追加出演 ラサール石井、加藤木風舞、星 茜音
*素敵なプレゼントが当たる抽選会も行います。
ミュージカル「てだのふあ」の半券、チケットをお持ちの方は、公演日が違ってもアフタートークに参加可能です。ただし、お席がない場合はご入場出来ませんのでご注意ください。(別日のチケットの方は12日または14日の16時20分頃に、会場受付にお越しください)
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タカシマヤタイムズスクエア南館 7F 電話03-5361-3321
■前売……………………………6,500円
■当日……………………………7,000円
■初日・土曜ソワレ割……5,500円
■S70(70歳以上)……… 5,500円
■U25(25才以下、後方席限定)…3,000円
【チケット好評発売中】
*未就学児のご入場はご遠慮ください
※S70、U25はオールスタッフ電話受付前売券のみ取り扱い、公演当日は年齢を証明する物を要持参
※障がい者割引(前売のみ)あり、オールスタッフにお電話にてお問い合わせ下さい
オールスタッフ 03-5823-1055(平日11:00〜19:00)
劇団東京ヴォードヴィルショー 03-3227-8371
ぴあ 0570-02-9999(Pコード493-100)
イープラス(パソコン&携帯)
カンフェティチケットセンター0120-240-540(平日10:00〜18:00)
キノチケットカウンター 新宿東口・紀伊國屋書店新宿本店5階(店頭販売10:00〜18:30)
平垣心優(A)・星 茜音(B)
佐伯 亮
【イッツフォーリーズ】
井上一馬・藤森裕美・勝部祐子
大塚庸介(A)・加藤木風舞(B)
明羽美姫・米谷美穂(A)・重田めぐみ(A)・矢野叶梨(A)
刀根友香・向谷地愛
成観 礼(B)・神野紗瑛子(B)・藤田朋花(B)
【東京ヴォードヴィルショー】
あめくみちこ・石井愃一
まいど豊・京極 圭・喜多村千尋
山野史人(劇団青年座)
江端英久
嶋田翔平(劇団青年座)
演奏=太田裕子(Pf.)えがわとぶを(Bass.)今井ブン(Per.)
《お知らせ》
出演を予定しておりました、新納敏正は体調不良のため降板することとなりました。
代役につきましては、《江端英久》が務めさせて頂くこととなりました。
何卒、宜しくお願い申し上げます
なお、出演者変更にともないご希望の方には下記の期間にて払い戻しを実施いたします。
払い戻し受付期間:2019年6月3日(月)~6月14日(金)
*平日11時〜18時*オールスタッフにてお申し込みチケットのみ
原作=灰谷健次郎(「太陽の子」角川文庫刊)
脚本・作詞=ラサール石井
演出=鵜山 仁
音楽=吉田さとる
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舞台は1975年、神戸の沖縄料理店「てだのふあ おきなわ亭」。そこに集まる沖縄出身の人々の悲しみを、料理店を営む夫婦の小学六年生の娘、“ふうちゃん”こと大峰芙由子の目を通し描いていく。「てだのふあ」とは沖縄の言葉で「太陽の子」の意味。
芙由子が六年生になった頃、父が心の病気になった。芙由子の両親は太平洋戦争を沖縄で経験し、1972年に沖縄が日本に返還される前に、母の親戚の“おじやん”を頼り、神戸に移り住んでいた。神戸で暮らし始めてすぐ、芙由子が生まれたので、芙由子は沖縄のことはあまり知らなかったが、父親の病気はどうやら沖縄と戦争に原因があるらしいと思っていた。芙由子は、なぜお父さんの心の中にだけ戦争は続くのだろう?と病を気に掛けながらも、店を一生懸命に手伝っていた。
おきなわ亭は連日、常連客で賑わっていた。戦争で片腕を失った“ロクさん”、芙由子に沖縄のことを教えてくれる“ギッチョンチョン”、神戸生まれの“ギンちゃん”、そして祖父の様に芙由子が慕うおじやん。そんなある日、ギッチョンチョンが“キヨシ”という沖縄出身の少年をおきなわ亭に連れてくる。キヨシは沖縄を出て大阪の身元引受人の元で暮らしていたが、どうやら悪い連中とつるんでいて、補導歴もあるらしい。どこか影があり、沖縄出身のキヨシのことが、芙由子は気になって仕方なかった。そして同時に父やキヨシの心の向こう側に見え隠れする、芙由子がまだ一度も訪れたことのない“沖縄”という存在にも、芙由子の気持ちは動かされていくのだった。おきなわ亭に集う人々との交流を通じて芙由子は成長し、そして戦争が沖縄の人々に与えた悲しい過去に気づいていく……。
神戸で学校教員を務める傍ら小説を書き始めた児童文学作家・灰谷健次郎が1978年に出版した「太陽の子」をミュージカル化。長兄の自死後、沖縄へ放浪の旅に出た灰谷健次郎は、1974年に新米女性教師と下町の子どもたちとの交流を描いた「兎の眼」を出版。続く「太陽の子」もミリオンセラーとなり映画化、ドラマ化もされました。一環して子どもは性善説であることを説き、“人間の本当の優しさとは何か”を問い続けてきた作家、灰谷健次郎。その灰谷健次郎の世界観をラサール石井脚本、鵜山仁演出でミュージカルとして上演いたします。音楽はイッツフォーリーズのミュージカル作品ではお馴染みの吉田さとるの書き下ろし楽曲のほか、永六輔作詞、いずみたく作曲の「にほんのうた」シリーズより沖縄県の歌「ここはどこだ」を挿入歌に使用。芙由子が父やキヨシの心の中に見た、日本であって日本でない場所、沖縄とはいったい何なのかを問いかけます。
イッツフォーリーズは、前作のミュージカル「YOSHIKO〜悔いなき命を〜」にて、文学座と文化座と制作協力を組み、音楽劇「秋に咲く桜のような」では、劇団スーパー・エキセントリック・シアターのユニット「スタミナや」と一緒に作品創りを行いました。今回は、佐藤B作率いる東京ヴォードヴィルショーと制作協力を行い、新たな相乗効果を狙います。コメディの王道を行く東京ヴォードヴィルショーと、日本のオリジナルミュージカルを創り続けるイッツフォーリーズが、貧しくも懸命に生きる市井の人々の姿を描く心温まるミュージカルです。ご期待ください。