ミュージカル バウムクーヘンとヒロシマ

お菓子をつくることは、平和をつくること――、二つの戦争を越えたバウムクーヘンの夢がつなぐ、グレートジャーニー

颯太は広島に住む小学生。1学期最後の日、颯太は夏休みに似島(にのしま)で行われるピース・キャンプのチラシを受け取りました。キャンプではバウムクーヘン作りが体験出来ると書いてあり、颯太はキャンプに参加したくてたまりません。なぜなら颯太は大好きなおじいさんがいつもお土産に持ってくるバウムクーヘンが何より大好物だから。自分でバウムクーヘンが作れるなんて!颯太がキャンプへ参加したいとお母さんにせがんでいると、おじいさんが颯太の家にやって来ました。颯太から似島へ行く話を聞いたおじいさんは、日本で初めてバウムクーヘンを作ったドイツ人、カール・ユーハイムさんの話を始めます。それは、100年以上も前、颯太のひいおじいさんが子どもの頃のお話でしたーーー。

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