ミュージカル さよならTYO!

オールスタッフと劇団四季提携のロックイン・ミュージカル

(前略)そのひとつの理由は、浅利慶太、いずみ・たくという息の合ったふたりが中心になって制作するミュージカルだから。このふたりは、ここ数年、日生劇場を舞台に子どものためのミュージカル作りに励んできており、その経験が、じゅうぶん、こんどの場合のバックグランドになっているものと思われる。(中略)
年来の友人であるいずみ、浅利のコンビに寄せる期待は、おのずから大きなものがあるわけだ。(プログラムより 安倍寧)

ものがたり
終電間際の地下鉄車内には様々な男女が乗り合わせていた。会社部長、ビジネスガール、おかみさん、キックボクサーの若者、ヒッピーの男女、女優、刑事、学生風の若者、予想屋、女子学生、ホームレス、パチンコ屋の店員の少女、ヒモの男……。彼らに共通するのは、日常生活に満たされていないこと。それぞれの不満を歌うと、突然の地響き音とともに地震が起こる。暗闇のなか、地下鉄からようやく逃げ出した13人は生き残る方法を探しはじめるのだが……。

公演概要